公開日: 2018.12.13 - 最終更新日:2020.07.04

エコキュートとガス給湯器を比較 メリット・デメリット 給湯器選び エコキュート エコジョーズ

山梶正幸
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私は職業柄、友人からガス給湯器とエコキュートの違いをよく聞かれます。

給湯機を検討する人は大体何がいいのか分からないことが多いと思います。

そのため、それぞれの違いを簡単にまとめてみました。

メリット

ガス給湯器

ガス給湯器にも種類があってエコジョーズといわれる高効率タイプの給湯機があり従来の給湯機よりガス料金を抑えられる機種もある。

エコキュートよりコンパクトで設置場所に困ることは少ない。

エコキュートは貯湯ユニットが大きく(タンク量にもよる)全長2mほどになる。ガス給湯器は全長60cmほどでエコキュートの約3/1程度の大きさ。

水道直圧式の場合は、水圧も強く湯切れの心配もなく快適に仕様できる。

エコキュート

光熱費が下がる。

安い深夜電力を使ってお湯を沸かすので電気代が安くなる。

IHコンロとセットで光熱費の料金支払いを一本化できる。

コンロと給湯器を電気にするとオール電化になり、基本料金が必要なくなる。

デメリット

ガス給湯器

光熱費が高い。

エコキュートのように安い時間帯の電力を使う深夜電力契約等がないので、ガス代金は使用量にもよるがエコキュートに比べて光熱費が高くつく場合がある。

ガスを使わなくても基本料金は発生する。

長期(1カ月単位)にわたって家を空ける際はガス会社に連絡しないとガスの基本料金を支払わなければならない。

エコキュート

湯切れ。

エコキュートは貯湯タンクに貯めたお湯を使うので大家族やシャワーを出しっぱなしにするとタンクのお湯がなくなり湯切れする。

水道直圧の給湯器に比べて水圧が弱くなる。(シャワーの水圧も弱い)

高圧用のエコキュートもあるがお湯の使用量が早くなり湯切れを常に心配する必要がある。

高圧用の商品代が高くなる。

設置場所に制限がある。

設置場所が広くないと置けない。窓が隠れる場合がある。

オール電化にしないと電気の基本料金が発生する。

電気の基本料金の発生はどういった理由かというと、コンロはガスがいい!という方は結構います。

そう言う場合はオール電化契約にはならないので基本料金が発生します。

最後に

どんなものでもメリット・デメリットがあり、購入する時に悩んだりする人が多いはず。

しかしデメリットがあるから駄目だというのではなく自分の生活スタイルにあった商品やお店の信頼などで商品を購入することも悪くないと私は思います。

今ではインターネット上の販売で終わってしまう購入方法も増えてきます。

ただインターネットでの販売は何かあったときは対応が当然遅れてしまったり、色んなトラブルがあったりもします。

ご自分の目で耳で確認し納得したものが一番良いものだと思うので、この内容はご購入前のご参考とお考え下さい。

当社での取扱い商品です。お気軽にお問い合わせください。

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山梶正幸

中島商事株式会社 工事課の山梶です。 普段の業務は、お客様宅のガス・石油機器等の取付・取替と、それに伴う給水・給湯・ガス配管工事などをしております。お客様に満足いただける仕上がりを心掛けています。 今までの経験と知識で皆様のお役に立てる情報を発信していきます。
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