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なぜ春になると眠たくなるの?その理由と対策方法

最近は暖かい日もだんだん増えてきて、眠気が誘われますね。本日は、春になると眠たくなるメカニズムと、ぐっすりと眠る事が出来る方法について紹介していきたいと思います。

春になると眠たくなるワケ

春になると眠たくなる理由ですが、自律神経が乱れることによって引き起こされます。自律神経にはアクティブモードの交感神経と、リラックスモードの副交感神経があります。冬の寒い日は交感神経が優位ですが、春になると副交感神経が優位になり、眠気に襲われます。春になり暖かくなることで体がリラックスモードになり、眠たくなるということですね。

春はぐっすり眠れない?

睡眠の質は、体内に働きかけるメラトニンというホルモンに左右されます。冬は夜の時間が長く、メラトニンがたくさん分泌されるので、質の良い睡眠を取ることができます。それに対し、春は昼間の時間が長くなることでメラトニンの分泌が少なくなり、睡眠の質が低下してしまいます。つまり、メラトニン不足により冬に比べて春はぐっすりと眠ることが難しくなるということですね。

質の良い睡眠をとる方法

では、どうすれば春にぐっすりと眠る事が出来るのでしょうか。春でも質の良い睡眠を取る方法をいくつか紹介させていただきます。まず、お風呂は寝る前の90分前に入ると良いとされています。また、お風呂に入る際には38℃から40℃のぬるめのお湯に10分から15分入るとぐっすり眠ることができます。また、寝る1時間前には、スマートフォンやタブレット、パソコンやテレビなどを見ないようにしましょう。目に強い光を当ててしまうと、脳が覚醒して寝付きが悪くなってしまいます。

まとめ

春は冬に比べて自律神経が乱れ眠気が襲ってくることと、メラトニンの分泌が少なくなり質の良い睡眠がとりにくくなることから、眠くなることがわかりました。春になり慢性的に眠気が取れないという方は、入浴方法と睡眠方法を見直されてみてはいかがでしょうか。春は始まりの季節です、生活環境が変わる方も多いと思いますが、睡魔に負けずに日々頑張りましょう!