中島くらしインフォ|滋賀のくらしを支えるお役立ちメディア Menu

『土用の日=夏』じゃない!? 「土用の日」の実は…

こんにちは、中島商事の安井です。
突然ですが、「土用の日」と聞いて何を思い浮かべますか? 夏、うなぎを連想する人が多いと思います。実は「土用の日」は春夏秋冬それぞれにあって、季節ごとに食べる物も異なります。
今回は「土用の日」について紹介していきます。

そもそも、土用ってなに?

土用とは、それぞれの季節の変わり目に次の季節への準備期間として考えられたものです。つまり、1年間で「土用の日」は4回あります。節の変わり目は気温や湿度などの関係で、自律神経が乱れ、体調を崩しやすい時期になります。その時期を可視化して目印にするために土用の日が考えられたみたいです。

【参考:2022年 春土用・夏土用・秋土用・冬土用の期間と食べ物を紹介!

春夏秋冬の「土用の日」

季節ごとの土用の呼び方は、春土用・夏土用・秋土用・冬土用となっています。

春土用

春土用は「立夏」の直前の約18日間とされており、2022年は4月17日(日)~5月4日(水)でした。
春土用の干支は(いぬで、「い」のつく食べ物や白い食べ物が良いとされています。

  • いわし
  • いくら
  • イカ
  • イチゴ
  • 大根
  • かぶ  など

夏土用

夏土用は「立秋」の直前の約18日間とされており、2022年は7月20日(水)~8月6日(土)でした。
夏土用の干支は(うし)で、「う」のつく食べ物や黒い食べ物が良いとされています。

  • うなぎ
  • うどん
  • 瓜(きゅうり・すいか・かぼちゃなど)
  • 梅干し
  • 土用しじみ
  • 土用餅(あんこ餅) など

秋土用

秋土用は「立冬」の直前の約18日間とされており、2022年は10月20日(水)~11月6日(土)です。
秋土用の干支は(たつ)で、「た」のつく食べ物や青い食べ物が良いとされています。

  • たこ
  • 大根
  • 玉ねぎ
  • たけのこ
  • さんま  など

冬土用

冬土用は「立春」の直前の約18日間とされており、2022年は1月17日(月)~2月3日(木)でした。
冬土用の干支は(ひつじ)で、「ひ」のつく食べ物や赤い食べ物が良いとされています。

  • ヒラメ
  • ひじき
  • トマト
  • パプリカ
  • りんご など

最後に

『土用の日=夏』のイメージが強かったので、今回調べてみて春・秋・冬でも「土用の日」が存在し、食べ物も違うことが分かって新しい発見になりました。気になった方は、2023年の土用の日がいつになるのか、ぜひ調べてみてください!