もうイヤになるほど8月はずっと猛暑でしたね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
この猛暑が終われば次は台風シーズン。
比較的災害が少ないと言われている滋賀県ですが、台風への備えは必要なのでしょうか?
また、警戒すべき台風とは? 少し解説させていただきます。
① 滋賀県の台風被害
(2018年9月6日付 毎日新聞より)
滋賀県の台風被害といえば記憶にも新しいのが一昨年の台風21号です。
近年まれにみる暴風が吹き荒れ、滋賀県内の様々な地域で屋根が飛んだり、倒木があったり、東近江市や長浜市では建物の全壊もありました。
滋賀県には台風などほとんど来ないと言われることもありましたが、台風の強さやコース次第ではこのように大きな被害が発生することがよく分かった台風でもありました。
② どんな台風が滋賀県にとって脅威なのか?
上記は一昨年の台風21号の進路図です。
一般的に台風の右側(東側)が風雨が強く警戒が必要である、と言われておりますが、滋賀県はちょうど台風中心付近の右側、つまり一番風雨が強い部分に当たってしまいました。
このように最悪なルートを通ることは少ないかもしれませんが、「滋賀県にはあまり来ない」という伝説?みたいなものは砕け散った感じです。
今後もこのようなコースで強い台風が来ないとは限りません。
ニュース等で台風の予想進路を見た際に滋賀県が台風の右側に当たる時には特に警戒が必要です。
では、台風の左側だったら大丈夫?と思われるかもしれませんが、そうとは言えません。
左側は北風が吹くことが多いのですが、大きな琵琶湖がある滋賀県では地形上、北風が吹くとより強い風になる傾向もあります。いずれにせよ警戒は必要です。
③ 事前に備えるには?
では、台風が滋賀県に接近しそうな場合、何をどのように備えるのか?
分かりやすいのは前述の2018年 台風21号の時を思い出してみましょう。
そうです、停電しましたよね。
災害って大変なのに、意外と忘れがちです。台風シーズン前に思い出す機会は必要かと思います。
まずは停電に備えて懐中電灯やラジオ、電気で流すタイプのトイレなら動かなくなるのでバケツに水をためておいたり。
また、非常食の常備も必要かと思いますが、停電したときはまず「冷蔵庫の中のものを先に食べる!」これを忘れないでください。
また、普段から家の周りに飛びやすいものや壊れやすいものが無いか点検しておくことも重要です。
自分の家のモノが飛んで行って隣のおウチの高級車に。。。となると大変ですよね。
災害への備えは想像力をふくらませることが大切です。
まずは、災害が起こらないことが一番。
そして起こった時に被害を最小限に食い止める事前の備え。
こんな異常な猛暑の夏が終わろうとする今こそ皆さんで考えましょう。
中島商事株式会社
TEL:0748-48-2301

佐藤英明
「よく働き、よく遊べ」が自分のモットーで、生き急いでいるんじゃないかとよく言われるほどとにかく行動しております。
水と緑に囲まれた生活に憧れて滋賀県に移住してきましたが、誰よりも滋賀県を愛していると自負しております。
暮らしに役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

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