こんにちは!
夏の暑さも少し落ち着いてきたようなこの頃、次にやって来るのは台風シーズンです。
最近は台風も大型化しているような感じで怖いですよね。
台風以外でも異常気象のような状態が多い気がします。
天気予報から見る台風の予想について解説します。
①台風の予想は一番難しい
(画像引用:tenki.jp)
以前、気象予報士を目指していた私、少し天気関係には詳しいと思っているのですが、気象業界で一番予想が難しいのが台風。
皆さんも「来る来る言うてたのに全然来ないやん」といった経験も多いかと思います。
偏西風と気圧配置である程度予想できる通常の天気予報とは異なり、気象データの少しのズレでも大きく変化してしまうのが台風。まるで生き物のように動いているのです。
予想が非常に難しい台風ですが、最近は日本のデータだけではなく、アメリカやヨーロッパの予想も日本で紹介されることも多くなりましたので、各国の進路予想図を見る機会がある際には、各国の予想進路が重なっている部分はかなり正確だと思いますので、その辺りを気にして見ていただければと思います。
②滋賀県にとって危険な台風とは?
台風が近づいてくると、テレビ等の報道で詳しく注意喚起がなされるので、予報全般的には私が改めて説明する必要はないかと思います。
そこで「滋賀県目線」で注意するべき点をご紹介。
・滋賀県直撃ではなくても琵琶湖の上(北)を通る台風には要注意!…数は少ないですが、まれに滋賀県の北を通過する台風も存在します。このようなルートを通る場合には近づいてくるまでは台風の右側で強風が続き、接近すると台風の南側で暴風と大雨がもたらされます。台風のルートに多い滋賀県の南側を通る台風とは風・雨とも強烈になる場合が多いので要注意です。
・近畿の下(南)でいきなり生まれた台風には要注意!…こちらもまれにありますが、四国の沖合や和歌山県の南でいきなり台風が発生し、フラフラと北上することがあります。天気予報で発表される中心気圧や最大風速は大きな台風より劣る場合がありますが、発生してすぐに滋賀県に接近してくるため、強くはないながらも勢力を保っている場合が多く、被害が発生しやすくなります。また接近するまでの時間が短いため、避難等が間に合わない場合もあります。
上記が滋賀県で油断していると災害に合う恐れが高い台風です。
当然ではありますが、上記以外の台風でも十分に注意していただき、各報道機関の予報や、自治体発表の避難情報を確認していただいて、危険が迫っている際には早めの避難をお願いいたします。
中島商事株式会社
TEL:0748-48-2301

佐藤英明
「よく働き、よく遊べ」が自分のモットーで、生き急いでいるんじゃないかとよく言われるほどとにかく行動しております。
水と緑に囲まれた生活に憧れて滋賀県に移住してきましたが、誰よりも滋賀県を愛していると自負しております。
暮らしに役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

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